蘭のつぶやき日記

日々の日常で感じたことを日記感覚でありのままに綴っていきます

自殺って悪いことなの?


皆さんこんばんは🌙.*·̩͙

金曜日の夜ですね。

 

今週1週間も

お疲れ様でした。

 

連日、メディアでは

ダチョウ俱楽部のメンバー

上島竜兵さんの訃報が

取り上げられていますね。

 

報道によれば

首吊りによる自殺だったみたいです。

 

私の家にはテレビが無いので

報道などは専ら、ネットニュースや

SNSから見ているのですが

 

それらって、

リプ欄やコメントから

一般人の意見が読めるじゃないですか。

 

上島さんの訃報の記事を読んでいると

このような意見が散見されます。

 

「どうして自殺なんか…」

「自殺はダメだよ…」

 

私はここでいつも

疑問に思ってしまうのです。

 

自殺ってそんなに悪いことなのか?と。

 

自殺は自らを殺すと書きます。

自殺も一種の殺人。殺しは良くない。

そう考える人もいるかもしれません。

 

自殺というのは

非常にデリケートな問題なので

今から書き記す私の意見を

他人に押し付けるつもりはないです。

 

ただ、

’’自殺も殺し。それは良くない’’という方に

私のような考えもあるんだということを

知って欲しくて私の考えを書きます。

 

自殺と他殺の違いは

殺される当事者が

’’殺されることに納得しているか’’

という点です。

 

例えば、通り魔に殺された被害者は

自ら死を選んで亡くなった

わけではないですよね。

 

それは、本人が納得した

死に方ではないですから

決して許されるものではないわけです。

(じゃあ実際なくせるかどうかは別として。)

 

ですが、自殺によって殺された被害者は

自分自身の選択により

自分によって殺されるので

 

自分が死ぬことを理解しているし

納得しているから、亡くなったわけです。

 

そこで私はこう思います。

’’本人が納得しているのなら

それでいいのでは?’’と。

 

私は法律専攻なので

法律に偏った意見になってしまいますが

 

私たち人間はみな、法律によって

生きる権利が保障されています。

最低限度の生活を送る権利も

憲法によって約束されています。

 

でも、人間って

生きている人ばかりではないんですよ。

 

亡くなってから火葬されるまでの数日間

遺体としてこの世に

存在している人間もいます。

 

だから、生きる権利があるならば

’’死ぬ権利”もみな持っている。

 

もっと言えば、

”生きる権利”と”死ぬ権利”

両方があるなら

”どちらかを選ぶ選択肢”もあるべき。

 

そう思うんですね。

 

自殺を選んだ方って

今、生きている現状がつらくて

その人にとって生きている今は

生き地獄でしかないから

 

その生き地獄から

逃げたくて、楽になりたくて

自殺という道に逃げたわけじゃないですか。

 

希死念慮という記事にも書いたように

私にも頻繁に死にたいと思う時があります。

 

どうしても一人で抱えきれない時には

周りの人に言うことがあるんですよね。

 

「死にたい」って。

 

そうすると必ずと言っていいほど

「自殺は絶対ダメだよ!

生きてれば必ずいいことあるんだから!」

と食い気味に説得してくる人が出てきます。

 

本人は善意のつもりで

言っているつもりなのでしょうが

私はいつもこう思っています。

 

「生きている今が生き地獄だから

死にたいって思っているのに

あなたは私に地獄に居続けろというの?

 

生きてれば必ずいいことがある。

確かにそうかもしれない。

でも、いいこと以上に

つらいことの方が多かったら?

 

あなたが生きてって言ったから、

自殺しなかった結果

今以上に苦しい人生を送ることになったら?

そして、私がその選択を後悔した時

あなたは私の人生に責任取ってくれんの?」

 

…ひにくれていますね。すみません苦笑

 

まあでも、実際

死ぬなよ!って励ました人は

自殺を止めたところで

その人の人生に

責任を取ることは出来ません。

 

せいぜい自殺を止めることが出来た~!って

薄っぺらい善意に酔うくらいです。

 

死にたいってなった時、

結局一番納得できる道を

選ぶことができるのは

自分でしかないんですよ。

 

言い方を変えると

周りに死にたいと思っている人がいた時

その人が本当に死ぬかどうかは

本人に決めさせるべきなんです。

本人が納得できるために。

 

その人の人生に責任を取れないのなら

死んじゃだめだよ!なんて

本来軽はずみに言うべきではないのです。

 

だからこそ思います。

 

自殺が起きた時に

「なんで自殺なんか…」

「自殺はダメだよ…」

 

いや、違うよね?

本人が選んだ道です、と。

 

死というのは悲しいものです。

誰かが死ねば大勢の人が悲しみます。

 

もし私も自分の大切な人を自殺でなくせば

深い悲しみに打ちひしがれることでしょう。

 

でも、そこで

自殺という選択を否定したりはせず

 

「そっか…つらかったんだね。

あなたがいなくなったのは悲しいけど

生きることから逃げたくなるほど

つらかったのなら

もう苦しまなくていいんだよ。

ゆっくり休んでね。」

 

と思える人でありたいと思います。

 

”生きている今がつらく逃げ出したくて

最終手段として、自殺を選んだ。”

 

その選択をどうか、

間違いだと否定したりはせず

1人の人生の選択肢として

尊重してほしいと思います。